【育児✕仕事】業務だけに没頭することはできない。それでもプロであり続けるママ社員の“思い”と“戦略”

武 佑香(たけ ゆか)
情報科学専攻、NTTコミュニケーションズ株式会社(現NTTドコモビジネス株式会社)に入社。Security Operation Centerでの経験を経て2021年NFLabs.着任。現在は事業戦略チームで教育研修事業の展開や 若手育成等を担当。2人の子どもを育てる。

A.S
法学部卒、異業種を経て30代でIT業界へ。2025年NFLabs.着任。現在は研修運営や講師を担当。武と同じく2人の子どもを育てる。

高度な専門性が求められ、常に情報のアップデートが必要なセキュリティ業界では、育児は難しいという声が聞かれることもあります。

しかし、株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ(以下、NFLabs.)には、仕事と育児を両立しながら活躍し続ける社員がいます。

今回は、そんな最前線で働く2名の女性社員にインタビュー。セキュリティのプロフェッショナルとして、そして親として、どのように仕事と生活のバランスを取っているのか、そのリアルな一日と考えを伺いました。

リモート×フレックスが「生命線」。二人の母親のリアルな一日

——お二人は現在、どのような業務を担当されているのでしょうか?

武:私は事業戦略チームに所属していて、教育研修事業の展開やイベントの企画・運営、NFLabs.の若手社員の育成を担当しています。小学生向けのプログラミング教室を企画して、そこでセキュリティの大切さを教えたり、社内のキャリアイベントを企画したりと、幅広く動いていますね。

S:私は教育ソリューションチームに所属していて、講師として登壇したり、自分が担当する科目のブラッシュアップなどの講師業務に加えて、研修がスムーズに実施されるよう場所の調整や関連資料の準備など運営業務を行ったりしています。昨年までは研修生として学ぶ側だったのですが、今は教える側に回っています。

——早速ですが、お二人の1日のスケジュールを教えてください。セキュリティの仕事と育児、どうやって回しているのでしょうか。

武:もう必死ですね(笑)。季節によっても変わりますが、今は朝6時に起きて、子どもたちの支度や家事を済ませて、7時過ぎには業務を開始しています。

S:7時過ぎ!早いですね。

武:そうなんです。その分、夕方は早めに切り上げたくて。お昼休み中に夕飯の仕込みをして、16時45分には業務を終了し、17時には保育園へお迎えに行きます。そこからはもう、家事と育児の怒涛の時間ですね。21時半までには子どもを寝かしつけて、そこから自分の時間や残った家事を片付けて、日付が変わる頃に寝る……というサイクルです。

S:すごい!それはそれで大変そうですが、完璧なスケジュールですね!私は、以前の職場ではどうしてもある程度出社が必要で大変でした。「週1〜2回の出社でもきついな」と感じていたので、NFLabs.を選んだのもリモートワークを基本とできることが大きな理由です。もちろん必要に応じて出社はありますが、できるだけリモートでできる環境を整えてくれていて、とても助かっています。

武:わかります。私もリモートワークとフレックス制度がなかったら、今の生活は破綻していますね。

S:本当にそうです。通勤する必要がないだけでかなり助かりますよね。その時間をすべて家事や業務に充てられるから。

授業参観のような学校行事や保護者会など、『1日休むほどではないけれど、ちょっと抜けたい』という用事を柔軟にこなすことができたり、子どもがちょっと体調を崩した時も様子を見ながら働くことができたりするのは、フルフレックスならではのメリットだと思います。

「ママ友」のようなパパ社員たち。罪悪感ゼロで働けるチーム

——制度があっても「使いにくい」という会社もあると思いますが、チームの雰囲気はどうですか?

武:男性社員もパパとして育児に関わっている人が多くて。同い年くらいのお子さんがいる男性社員とは、もはや「ママ友」みたいな感覚で話しています。

S:わかります。男性でも育休を取ったり、お迎えで早あがりしたりするのが当たり前ですよね。

武:そうそう。「今日はお迎えなので抜けます」と言っても、「行ってらっしゃい!」と気持ちよく送り出してくれる。変に謝ったり、許可を取るのに気を使ったりする必要が全くないんです。

——それは働きやすそうですね。

武:お互いの事情を察して配慮し合える文化がありますね。子どもの発熱で休むことになっても、チームのみんながカバーしてくれるという安心感、心理的安全性はすごく高いと感じます。

S:私は研修生だった頃、子どものことを最優先にしたくて「予習復習はあまりできません」と正直に伝えたことがあったんです。それでも講師や周りの方は「それでいいよ、勤務時間内でやればいいから」と受け入れてくれて。あの時は本当に救われましたね。

「育児中だから」という理由で仕事を外されることは絶対にない

——一方で、「育児中はキャリアが停滞してしまうのではないか」という不安を持つ方も多いと思います。その点はいかがですか?

武:物理的に時間が足りないのは事実ですよね。独身時代のように、時間を気にせず業務に没頭することは不可能です。まずはその事実を受け入れて、「過去の自分や独身の人とは比較しない」と割り切ることがスタートかなと思います。

S:確かに、物理的な限界はありますよね。

武:でも、だからといってキャリアが停滞するとは思っていません。NFLabs.では「育児中だから」という理由で重要な仕事を外されることはないですし、逆に「やりたい」と手を挙げれば任せてもらえます。もちろん、無理な時は「今の状況では難しい」と正直に伝えますが、そうすれば「じゃあこの部分は別の人にお願いしよう」と調整してもらえる。

S:そうですね。限られた時間の中でどう成果を出すか、という方向にマインドセットが変わった気がします。

武:「時間がない」を言い訳にするのではなく、単位時間あたりのパフォーマンスをどう上げるか。ダラダラ仕事をする暇はないので、業務時間内の集中力は以前よりも高まっているかもしれません。メリハリをつけて働くことで、仕事の質は維持できると思っています。

完璧じゃなくてもいい。「自分を責めない」ことが一番のキャリア戦略

——最後に、これから仕事と育児の両立を目指す方、あるいは今悩んでいる方へメッセージをお願いします。

武:最初は私も、子どもを保育園に預けて働くことに罪悪感があったんです。「ごめんね」って思いながら預けていて。でも今は、「一緒にいる時間の密度を濃くすればいい」と考えるようになりました。仕事はスパッと切り上げて、その分、子どもと向き合う時間は全力で向き合う。

S:私も、以前は「完璧な親でなきゃ」「仕事も完璧にしなきゃ」と自分を追い込んでいた時期がありました。でも、思い通りにいかないのが育児ですよね。

武:本当にそうです。だから、うまくいかなくても自分を責めすぎないでほしいです。「今日はこれができたからOK」と自分を認めてあげる。完璧を目指して親が疲弊してしまうより、親自身が笑顔で働いている姿を見せることの方が、きっと子どもにとっても良いことだと思うんです。

S:NFLabs.はプロフェッショナルな組織なので、継続的なスキルアップが求められる厳しい側面もありますが、育児を理由に何かを諦めなきゃいけない環境ではありません。制度も仲間も頼りながら、自分のペースで挑戦を続けられる場所だと感じています。だから、育児をしながら仕事もしたいという人には、とてもいい職場だとおすすめします。

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