興味と情熱を仕事に。3人の女性社員に聞く、NFLabs.の働く環境とやりがい

新卒入社、異業種からセキュリティ業界への転身、NTTグループからの出向。それぞれ異なる道を歩み、現在はエヌ・エフ・ラボラトリーズ(以下、NFLabs.)で活躍する3人の女性社員。彼女たちはNFLabs.でどのような成長を遂げ、どんなやりがいを感じているのでしょうか?

今回は、新卒入社の岩永さん、第二新卒で入社した迫本さん、NFLabs.の立ち上げから携わり現在はマネージャーを務める武井さんの3名に、セキュリティ領域に興味をもった理由から入社の経緯、そしてNFLabs.の業務内容と働く環境についてざっくばらんに話してもらいました。

※年次はインタビュー当時(25年2月)のものとなります。

岩永 有未(いわなが ゆうみ):写真左

ソリューション事業部 教育ソリューション担当。大学でセキュリティ関連の研究を行い、入社1年目。9か月の研修を経て講師の準備に取り組んでいる。

迫本 澪(さこもと れい):写真中央

ソリューション事業部 教育ソリューション担当。第2新卒枠で入社。大学は航空宇宙工学科、前職は公務員でありながらセキュリティ業界へ転身。現在は講師業務と一部の研究開発を担当している。

武井 香織(たけい かおり):写真右

ソリューション事業部 教育ソリューション担当マネージャー。NTT Communicationsで9年にわたりセキュリティ業務を経験し、2019年にNFLabs.立ち上げ時に出向。現在は研修企画・運営や顧客提案などを幅広く担っている。


パソコンに使われるな。使う側になれ

—最初にこれまでのキャリア・経歴について教えてください。

岩永: 私は新卒でNFLabs.に入社しました。大学ではシステム学部に所属し、ポップアップなどの警告表示をどうすればユーザーに効果的に認識してもらえるかといった研究を行っていました。

セキュリティ領域を研究していた私ですが、じつは大学までパソコンに触れる機会すらほとんど無くて。入学当初はセキュリティに対しても苦手意識を持っていましたが、学ぶうちに楽しさを知ったんです。その楽しさをもっと多くの人に伝えたいと思ったことが、セキュリティ教育に興味を持ったきっかけでしたね。

迫本: 私は第二新卒でNFLabs.に入社しました。大学は航空宇宙工学科で、卒業後は公務員として1年間働いていました。昔から宇宙が好きで、ロケットや人工衛星に興味があったことから、マイコン、そしてプログラミングを学びはじめました。ただ、私は岩永さんとは違い、NFLabs.に入社するまで、セキュリティ領域を本格的に学んだ経験はありませんでした。

武井: 新卒でNTT Communicationsに入社してから9年間、脆弱性診断といった自分で手を動かす業務からセキュリティ設計に関するお客様へのコンサルティングまで、さまざまなセキュリティ関連業務を担当してきました。その後、NFLabs.に出向が決まり、会社立ち上げに携わったという流れです。

—三者三様の経歴ですね。みなさんが最初にセキュリティに興味をもったきっかけは何だったのでしょうか?

岩永: 私はニュースですね。サイバー攻撃をはじめとするセキュリティ脅威の存在を知ったとき、この脅威から人々の日常を守り、安全なデジタル環境を提供したいという思いが自然と芽生えてきました。

迫本: 大学時代にセキュリティ・ミニキャンプに参加したのが大きなきっかけですね。セキュリティとは縁遠い生活だったのですが、マイコンやプログラミングなどには興味があって、コンピューター系のサークルに所属していたんです。そのサークルの友人から、セキュリティ・ミニキャンプをおすすめされて「まぁ行ってみるか」と参加したところ、「セキュリティって面白い!」と率直に感じたんですよね。

公務員時代にも、セキュリティへの興味がずっと心に残っていました。そして岩永さんと同様に、日本のセキュリティを取り巻く環境に不安を感じることもありました。そういった思いが膨らんできたため、このまま同じ場所にとどまるのではなく、興味と危機感をもっているセキュリティ領域に挑戦したいと思い、転職を決意しました。

武井: 新卒・第二新卒の二人の前で申し訳ないのですが、正直なところ、新卒入社時の最初の配属でセキュリティ部門に決まったことがきっかけです(笑)。最初は未知の領域でしたが、周囲の期待とサポートを受けながら続けていくうちに、さまざまな知見や人脈を得て、気づけばキャリアの軸がセキュリティになっていました。

ただ、人生を振り返ってみると、パソコン関連の仕事をしている親の「パソコンに使われる側になるな。使う側になれ」という言葉が潜在意識として残っていたのかもしれません。IT・デジタル環境をコントロールできる側にならなければという思いがあり、セキュリティ領域には抵抗が無かったです。

講師にとって一番大切なのは、担当科目への情熱。だから、社員の希望を最優先で考える

—新卒の岩永さん、第二新卒の迫本さんは、なぜNFLabs.を選んだのですか?

岩永: 私が通っていた大学と共同研究を行っていたことがきっかけで、NFLabs.の存在を知りました。その後、就職活動の際にいろんな企業を調べていくうちにNFLabs.の事業内容、とくに教育研修事業に力を入れている点に惹かれましたね。自分が抱えていたセキュリティへの苦手意識も講師業務に活かせるかもしれないと思い、入社を決めました。

迫本: オフェンシブセキュリティを主体としていることに興味を持ちました。ペネトレーションテストに興味があって、実務で関われるのは嬉しいなと。また、研究開発にも力を入れているなど、事業内容の多様性にも魅力を感じました。

ただ、決め手になったのは、社員育成の環境と制度が整備されていることでしたね。カジュアル面談で話を聞いた際に、ここまで社員の教育に投資しているのかと驚いたんです。私は、実務でセキュリティ領域に携わったことがなかったので、きちんと基礎から学べる企業を選ぶ必要がありました。その点で、NFLabs.は最適な環境だと感じ、入社を決めました。

現在の業務内容について教えてください。

迫本: 主に講師業務を担当しており、一部研究開発にも携わっています。講師業務では、「全然わからない」と悩んでいた受講生が「理解できました!」と言ってくれる瞬間がとても嬉しいです。研修期間のなかで受講生が成長していく様子を間近で見られるのは、大きなやりがいですね。

岩永:NFLabs.に入社後、約9ヶ月間の研修を受け、ペネトレーションテストやマルウェア解析など、幅広い内容を学びました。

現在は、講師業務の準備をしています。NF Labs.では講師ごとに担当領域が決まっており、私は研修中に特に楽しいと感じた「Webアプリ脆弱性診断」の科目を指導することになりました。この分野を教えることにとても興味があり、から楽しみです。

武井: 講師にとって一番大切なのは、担当科目への情熱です。自分が面白いと思っていないと、その気持ちは受講生にも伝わってしまいます。ですから、基本的には本人が希望する科目を担当してもらうようにしています。

武井: 私の業務は多岐に渡りますが、大きく分けて2つあります。1つはマネージャー業務。講師陣からの提案を取りまとめ、研修内容のブラッシュアップなどを行っています。もう1つは顧客提案。教育に課題感を持っているお客様に、NFLabs.の教育ソリューションを提案しています。

また、マネージャーとしてやりがいを感じるのは、メンバーが提案した研修内容などがお客様から評価されたときです。「みんなすごい!」と親心のような気持ちになりますね。ただ、私自身もプレイヤーとしてお客様への提案活動を行っているので、自分の提案が受け入れられた際もやはり嬉しいです。「自社にはどのような教育が必要かが明確になっていない」と仰っていたお客様が、具体的なイメージがつき「この研修を受けたい」と言ってくださった時は、セキュリティの重要性が伝わったという喜びも相まって、大きなやりがいを感じます。

ワークライフバランスとワークインライフ。どちらも実現できる環境

—NFLabs.では、社員のキャリアアップやスキルアップに対してどのようなサポートがありますか?

岩永: サポート環境や福利厚生は非常に充実しており、なかでも私が特にありがたいなと思っているのは、資格取得支援・奨励金制度です。合格すると報奨金がもらえたり、学習するための研修費用や書籍代も補助されたりするので、難関資格にも挑戦しやすい環境です。私も早速資格を取得し、制度を活用しました。

迫本: 制度だけでなく、先輩社員からのサポートも手厚いですね。定期的にマネージャーと1on1の機会があり、業務やキャリアの相談に乗ってもらえます。私の場合、「研究開発にも興味がある」と伝えたら「挑戦してみよう」と後押ししてもらえて、実際に今、研究開発にも携わることができています。業務の中で興味のあることにチャレンジさせてもらえるので、成長意欲のある人には最適な企業だと思います。

武井: 講師は教える内容について深い理解が必要になるため、NFLabs.では社員のスキルアップに時間と費用を惜しまない方針です。資格取得や研修参加を推奨し、それらをキャリア形成に繋げていくためのサポート体制を整えています。

ワークライフバランスや職場の雰囲気については、どのように感じていますか?

岩永: リモートワーク・フルフレックスのおかげで、仕事・勉強・プライベートを両立しやすいと感じています。夜遅くまで勉強した翌日は、朝はゆっくり過ごすなど自分のペースで調整できるのが嬉しいですね。

迫本: ワークライフバランスは全く問題なく、充実した毎日を送っています。NFLabs.は、NTTグループならではの充実した福利厚生と、ベンチャー企業のようなスピード感・柔軟性が両立しているところが良いですね。「この技術を導入したい」と言えば、試させてくれる風土があるので、技術好きにはたまらない環境だと思いますよ。

武井: 私はワークライフバランスではなく、ワークインライフを実現できていると感じています。個人に与えられる裁量も大きく、働き方も自由なので、自己学習や情報収集、人脈づくりの時間を柔軟に確保できます。こういった時間が、お客様への提案・研修の質に繋がっていると感じています。

—最後に、みなさんが今後取り組みたいと考えていることを教えてください。

岩永:来年度から担当するWebアプリ脆弱性診断の専門性を高めつつ、小学生向けのプログラミング教室などでセキュリティを楽しく伝える活動にも挑戦したいです!

迫本: 私は、研究開発を通して新しいサービスを形にするなど、日本のセキュリティ強化に貢献したいです。入社当初は右も左もわからないような状況でしたが、今では専門家の方々が話している内容も理解できるようになり、成長を感じることができています。

武井: これからも、セキュリティ人材の育成というNFLabs.の役割を担い続け、日本をサイバー攻撃から守るという目標に向けて貢献していきたいです。高度な技術研修で培ってきたNFLabs.の教育に対する知見は、セキュリティ以外の分野でも活かせると考えています。社会の変化に合わせて、必要とされる領域に事業を展開していきたいですね。


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