未経験からセキュリティエンジニアへ。育児と仕事を両立しながら、技術力を高めていく

INTRODUCTION

研究開発部 システム&セキュリティ担当所属。機械工学を専攻して大学を卒業後、地方公務員・国立天文台などで勤務。その後、製造業のスタートアップ企業にてコーポレートIT領域を担当する中で、セキュリティエンジニアとしての技術的なキャリアを深めたいと考え、NFLabs.へ入社。


地方公務員の窓口業務からキャリアをスタートし、国立天文台で総務・人事として約8年半勤務。約10年社会人経験を積んだのちに、コロナ禍を経てIT業界に転職した松倉さん。スタートアップ企業でコーポレートITとして経験を重ね、エヌ・エフ・ラボラトリーズ(以下、NFLabs.)に入社。現在は研究開発部のシステム&セキュリティ担当として、社内セキュリティの強化を担っています。


未経験からIT領域に転向してきた松倉さんが挑戦の場としてNFLabs.を選んだ理由、そして現在の仕事内容ややりがいについて伺いました。子育てと仕事の両立を叶える柔軟な働き方、技術力向上を後押しする社風など、NFLabs.の魅力を紐解きます。












異業種からIT・セキュリティの世界へ

―これまでのご経歴について教えていただけますか?

大学時代は機械工学を専攻していましたが、当時は大学で学んでいた内容をそのまま仕事にするイメージを持てず、卒業後は地方公務員として市役所の窓口業務を担当しました。その後、宇宙への興味から国立天文台に移り、総務や人事系の業務を8年半経験。文部科学省への出向や育休取得なども経験しました。

その後コロナ禍を経て、製造業×ITのスタートアップ企業に転職しコーポレートITとして2年間働いたのち、2024年4月にNFLabs.に転職しました。


―約10年間社会人を経験してから、IT業界に転職されたのですね。未経験だったと思いますが、なぜそのような決断したのですか?

国立天文台で働いていた頃に「このままでいいんだろうか」という漠然とした焦りがあったんです。コロナ禍でDXやAIなどが大きく注目されるなかで、自分もその領域に関わり、ITをもっと活用する仕事に挑戦したいという思いが芽生えました。そこで、前職のスタートアップ企業に転職し、コーポレートIT領域でエンジニアのキャリアをスタートしました。その業務の中でセキュリティにも携わるようになり、セキュリティエンジニアという仕事に興味を持つようになりました。

ただ、前職では会社規模が拡大するにつれて、ガバナンス寄りの業務を担当することが増えていき、技術的なスキルを磨く機会が少なくなってきたんです。もっと技術を突き詰めたいという思いが強くなり、NFLabs.への転職を決意しました。


―NFLabs.を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

面談・面接のなかで「社員の技術力を重視していて、成長を手厚くサポートしている」と分かったこと。そして「人が成長することが企業・顧客・社会のためになる」という価値観をもっていると感じられたことが、入社の決め手となりました。また、NTTグループという盤石な基盤があり、福利厚生・働き方が整えられているため、仕事と育児を両立しやすいと感じたのも理由の一つでした。












利用者に手間も負荷もかけないセキュアな環境を構築する

―現在の業務内容について教えてください。

研究開発部のシステム&セキュリティ担当として、社内セキュリティの強化を主に担当しています。具体的には、社内IT環境の構築・運用、インシデント対応、運用ルール策定、ソリューション導入などです。「利便性が高いセキュリティ環境」の構築が私の個人的なミッションで、利用者に手間も負荷もかけずに、セキュアな環境を作り上げることを目指しています。


―業務のなかで感じるやりがいは何ですか?

社内セキュリティの仕事は「何も起きないこと」が最大の価値であるため、成果が見えにくい面があります。しかし、逆に言えば「何も起こらない」環境を維持できていること自体が大きな貢献だと感じています。

日々の業務の中で技術的な課題を発見し、「どう実装すれば理想の状態を実現できるか」を考え、実際に導入・検証して、それがうまくいったときは大きな達成感や自己満足感を得られます。これも社内セキュリティに携わる面白さの一つですね。


子育てと仕事を両立しやすい環境が整っている

―出勤日の1日のスケジュールはどのような流れですか?

リモートワークの日は8:30~9:00頃に業務を開始し、17:30頃には退勤して子どもを保育園までお迎えに行きます。出社日は通勤時間を考慮して朝8時頃に出社し、16:30頃には退社して、お迎えに。

日中はセキュリティ対策の検討や実装、ログモニタリングなどを進めています。チームの定例ミーティングなどは必要最低限に絞られており、日々の連絡はSlackでテキストベースで行うことが多いので、会議に時間を取られることはあまりありません。


―多忙だと思うのですが、子育てと仕事をどのように両立していますか?

NFLabs.のフレックスタイム制度に助けられています。毎日夕方には保育園のお迎えがあるため、朝方に業務を集中させ、夕方から夜にかけては家族との時間に充てています。残業を前提とした働き方はしておらず、限られた時間の中で優先順位をつけ、最大の成果を出すことを意識しています。また入社数カ月後に、社員からの要望も取り入れる形で、フレックスによる朝5時からの勤務開始が認められるようになりました。そのため、どうしても残業が必要な場合は早朝に作業していますね。こうすることで生活のリズムが崩れないですし、子供が寝ている間に業務を進められるのもメリットです。


―NFLabs.の労働環境について、率直なご意見を聞かせてください。

子育てと仕事の両立に理解のある会社だと感じています。男性の育休取得率も非常に高く、周囲の理解もあります。自担当では、チーム内でもお互いにサポートし合い、柔軟に業務分担を行うため、誰かが休暇を取っても業務が滞ることはほとんどありません。週1回程度は出社するようにしていますが、基本的にはリモートワーク主体なので、家族との時間を取りやすく、とても働きやすいです。


セキュリティの経験が浅くても、技術を伸ばせる環境がNFLabs.にはある












―NFLabs.のカルチャーや風土をどのように感じていますか?

社員の技術力を重視する文化があり、CTFといったセキュリティ・コンテストの参加支援や資格取得のサポートなど、社員の成長に投資を惜しまない風土がありますね。セキュリティ技術を深められる環境だと実感しています。

セキュリティといっても幅広い分野がありますが、NFLabs.にはそれぞれの領域に専門性を持ったエンジニアが在籍しています。高い技術力を持つエンジニアに囲まれて仕事ができるので、日々多くの刺激を受けています。


―ありがとうございます。今後、どのような人にNFLabs.に入社してほしいと思いますか?

NFLabs.は「セキュリティ技術を原動力に人々が安心して暮らせるデジタル社会の持続的な成長を支援する」を理念に掲げています。スキルより何より、この理念に共感できる人に来てほしいですね。セキュリティ技術は悪用しようとすればいくらでもできてしまう危険性も孕んでいます。だからこそ、「Integrity=誠実さ」を何よりも大切にできる人が必要です。

また、NFLabs.は「失敗を恐れず、自ら行動する」ことを歓迎する文化があります。まずは行動してみようというマインドを持っている人にとっては、大きく成長できるチャンスがあると思います。セキュリティの経験が浅くても、技術を伸ばせる環境が整っているので、「セキュリティの仕事に携わり、社会に貢献したい」という情熱を持った方にぜひ仲間になってほしいです。

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